平和願い「被爆アオギリ」植樹 日野中央公園で学生ら50人参加

2024-09-19     HaiPress

「被爆アオギリ」の苗木を植樹する子どもら=日野市で

原爆投下の広島を生き延びた「被爆アオギリ」の種から育てた苗木が、東京都日野市の日野中央公園に植樹された。

アオギリは、爆心地から約1・3キロの旧広島逓信局の中庭にあった。爆心地側の幹の半分が焼け、えぐられた。しかし、翌年に反対側の幹から芽を吹き、1973年に平和記念公園に移植された。広島市は平和への願いを込め、「被爆アオギリ二世」の苗木を全国の公園や学校などに配っている。

日野市は「核兵器廃絶・平和都市宣言」から40年が経過したのを記念し、苗木を譲り受けた。植樹式には、大坪冬彦市長や市内の小中学生、明星大生ら約50人が参加。広島市の松井一実市長からの「核兵器廃絶と世界恒久平和の実現という願いを込め、大きく大きく育てて」とのビデオメッセージが流された。(宮本隆康)


免責事項:この記事は他のメディアから複製されています。転載の目的は、より多くの情報を伝えることです。このウェブサイトがその見解に同意し、その信頼性に責任があることを意味するものではなく、法的責任を負いません。 このサイトのすべてのリソースはインターネット上で収集されます共有の目的は、すべての人の学習と参照のみです。著作権または知的財産権の侵害がある場合は、メッセージを残してください。