03-27
東京23区最北の駅と埼玉を結ぶ便利なバスだったのに…「草加22」系統が3月末で廃止 住民の思いはさまざまで
2026-03-27
HaiPress
東京23区内で最北端の鉄道駅をご存じですか?東京都交通局の交流サイト(SNS)によると、それは無人運転の新交通システム「日暮里・舎人ライナー」の見沼代(みぬまだい)親水公園駅(東京都足立区舎人2)。
そこからさらに北へ向かう路線バスが間もなく廃止される。なくなる前にと、23区の北の外れに足を延ばしてみた。(加藤裕治)

見沼代親水公園駅のロータリーに止まった草加22のバス=東京都足立区で(加藤裕治撮影)
◆「バスなくなるんだろ」そう言った乗客が続けた言葉
日暮里駅から同ライナーで20分。日本で最も混むとされる路線も、日中の終点近くでは乗客はまばらだった。線路はここで終わる。数百メートル歩くともう埼玉県草加市だ。見沼代親水公園駅周辺の道路は広く、背の高い建物は少ない。空が広く感じるのは「最北端」という思い込みのせいだけではないだろう。

そんな同駅西側のロータリーに、東武バスセントラルの「草加22」系統のバスが止まった。東武伊勢崎線草加駅西口まで約5キロを走る。3月31日で運行を終える。見るからに小ぶりの車両は1人掛け7席と4人掛け1席の計11席。2席の空きを残して草加へと出発した。
バスはすぐに大通りを外れ、住宅街の中を縫うように走る。所々に野菜を栽培するビニールハウスも見える。対向車とのすれ違いに気を使う細い道も通る。途中の停留所で乗り降りがあり、車内には立っている人も。かなり混んでいるように感じるが、...
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