法人化を発祥の地・台東で祝う 川柳文化振興会

2024-08-23     HaiPress

一般社団法人の創立祝賀会であいさつする土居利光会長(中)=台東区池之端1の東天紅で

川柳発祥の地である東京都台東区で川柳記念館の設立を目指して活動する「川柳文化振興会」が今年、一般社団法人となった。法人化を祝う会が22日、池之端1の東天紅であった。

振興会は任意団体として資料の収集や句会の開催をしてきたが、個人で集めた資料を散逸させず、川柳文化を持続させ学術的に研究しようと、4月に一般社団法人化した。収集や研究、分析、川柳の公募、機関誌の発行などをする。

川柳家で16代目川柳こと尾藤川柳さんや家族らは川柳に関する資料約8万点を集め「朱雀(すざく)洞文庫」(北区)に所蔵。振興会はこれを核に記念館設立を目指す。

この日は会員による祝吟の披露があり、事前に募集した動物に関する句の佳作も読み上げられた。会長に就任した、元上野動物園長の土居利光さんは「資料を守り育てることが一つの目的。地道なことでも長い間やっていけばものになる」などとあいさつした。(鈴木里奈)


免責事項:この記事は他のメディアから複製されています。転載の目的は、より多くの情報を伝えることです。このウェブサイトがその見解に同意し、その信頼性に責任があることを意味するものではなく、法的責任を負いません。 このサイトのすべてのリソースはインターネット上で収集されます共有の目的は、すべての人の学習と参照のみです。著作権または知的財産権の侵害がある場合は、メッセージを残してください。